業務用酒類卸の1日

さて、今回は仕事の1日を説明していきたいと思います。

この1日の流れも会社によって違いますがまあ私の所はこんな感じです。

 

AM05:00 配送が出社し発注の確認と伝票発行、終わり次第商品のピッキングと検品

AM07:00 事務員出社、専用伝票などの発行

AM08:00 営業出社、検品や得意先からの発注確認

配送毎に検品完了次第出発、午前の配達へ

AM09:00 得意先からの発注や見積り依頼などの作成

新商品の見積り依頼、倉庫の人へ主要在庫商品の手配

打ち合わせのアポなどが入っていたら午前中に外出もあります。

そんなこんなでお昼ですが休憩時間はありません。(各々で昼食を取ったりはする)

AM11:00頃 午前の配達が終わった配送達が午後の配達先へのピッキングと検品

営業も加わりなるべく早く出発出来るようにする。

PM01:00頃 営業は配達先があればピッキングと検品し車で外回りと配達

この時間帯はランチなどを行ってる店もあるので大体先に昼食を取ったりはしています。

PM15:00頃 飲食店などは夜の営業に向けてのアイドルタイム、絶好の得意先回り時間

この際に商品の売り込み、お店の現状などをリサーチ、不満点などを得意先からピックアップします。

PM17:30 外回りから帰社、得意先からの依頼や商品のピックアップのため再度見積りの作成など

PM19:00頃 仕事が一段落したら退勤、日によってはこれから集金業務など遅くなるときは多々あります。

 

と、ざっと1日の流れを書いていましたがこれは理想なスケジュールで

本当はもっと慌ただしく、出社時間も早くなるときは多いです。

 

正直かなり営業としてはメインの仕事は二の次な事が多く忙しいので

段取りと自分のタイムスケジュールを何度も変更することを強いられる仕事です。

 

それでも得意先からの信頼を勝ち取るのは難しいというのが営業です。

 

今回はこの辺で、ストリチナヤ!

 

業務用酒類卸の世界

2015年の10月に入社した私は、酒類業界である業務用酒類卸の営業として働き始めました。

 

卸売業というのを説明するには

メーカー(ビール、造り酒屋etc)

問屋(伊◯忠、国◯グループetc)

飲食店、小売り店、スーパーマーケットetc

消費者

 

という物流を知って頂きたいです。

つまり現場への商品の提案、配達、サポートを主に行うのが卸売業です。

私はその営業職に配属し、お客様(主に飲食店の店長など)に商品提案、メニュー作成、集金、配達を行います。

メーカーではないので、自社の取り扱っている商品群を把握し新商品もピックアップする。

お店が繁盛するように、お店毎に独自の販促提案やメニューの作成をしたり

配送が難しい店舗への配達もあります。

一見、そんなに忙しく感じませんがこれがまた慣れるのに時間がかかりました。

なんせ、自社の取り扱い商品はビール、清酒、ワイン、ウィスキー、リキュール、スピリッツ、焼酎etc...

と数が膨大ですので、倉庫に入ってどこにどの商品があるかも知っておかないといけない。

膨大な商品知識が必要となる仕事です。

まあこれは働きながら覚えるのが一番だと感じました。

新商品も季節商品なども営業ノルマとして組み込まれるので販促しなくちゃいけない。これが結構しんどいです。ボジョレー・ヌーボーとかね。

お店が繁盛するように流行の物や業態を把握してお店に使えそうな知識を提案する。これは楽しいんですが普段からも情報をピックアップしないといけないので人に寄っては苦痛かもしれません。

 

とまあ、簡単に卸売業の営業マンを説明しました。

次は1日の流れを説明出来たらと思います。

クエルボ!

酒屋のお仕事

前略

そろそろ自分が経験したことや仕事に関してまとめておいて

調べようにもよくわからないし、今や下火になりつつある酒類業界をこのブログで綴っていこうと思います。

基本的に実名や社名などは伏せて綴りますがコンプライアンスを気にするのは最低限かもしれません。

 

なんとか4年間、この業界で営業として頑張ってきたのを書き留めておきたいというのが一心です。

 

2019.09/13/きんやうび